日本神話

はじめて読む「古事記」オススメの絵本・現代語訳・図解書

投稿日:2021-04-23 更新日:

 

みなさま ご機嫌よう
ゆみこです

 

人との縁と
本との縁は 似ています.

とくに
初めて あなたの所にくる一冊
大人になってから
あなたの所にくる一冊には
それなりの理由があると 思います.

あなたにとっての 良縁が
私にとっての良縁ではないように.

これが正解 といったものも
存在しません.

 

古事記

読み進めるほど
知れば知るほどに謎を呼び

その謎の振り幅の大きさが
最大の魅力
です

だから一度 はまると
抜け出せなくなります

けれど

 

はじめの一冊を
どうやって選べば良いのか・・

私自身も
『古事記の本選び』で 大迷走した
一人です

その経験をふまえ

本日は

初心者向けで
いろいろな角度から楽しめる
わかりやすい4

実際に 手にとった皆さまの
一長一短のご意見も交えて
お伝えいたします。

 

 絵 本

初めて・・に必要なのは
易しさや気軽さよりも
断然!
作り手の込める「愛情の深さ」です

「あっ? これ好き」
「なんか  いいなぁ~」

は、難しいと思われがちなものほど
必要とします。。ね?

こころの動かない書は
ことばが読み手の胸に 根付きませんもの

こちらの書は

言葉が美しく 味わいがあり
挿絵も ふくよかで 愛着がもてます

あっ という間に読み終えてしまう
一冊です

 

 絵物語 古事記(偕成社)

著 者: 富安 陽子
絵    : 山村 浩二
監 修 : 三浦 佑之

出版社 :  偕成社
発売日 :  2017年11月21日
単行本 :  255ページ

 

読者の声

全部のページに挿し絵があり楽しい

古事記ってもっと難しいものだと思いこんでいたけど
これ本当に神様?
って  思う神様が 大勢いて面白い !

中学生の頃に この本に出会っていたら
もっと古典が好きになっただろうな~

神さまのほとんどは人間臭く、いろいろ笑えた

神様の名前を全部カタカナ表記にされると
それはそれでとても読みづらいものだなあ~

かなり わかりやすく書いていると思う
でも 神様の名前が全く頭に入ってこない

山村浩二さん挿絵
素敵すぎて  好きすぎる!
絵の迫力に引っ張られる

語りかけるよう
わかりやすくお話をしてくれるので、
もうスイスイと引き込まれてしまいました
安定の 富安(陽子)作品!

監修は、なんと [口語訳古事記] の三浦祐之さん
三浦しをん
さんのお父さん! 何という贅沢な絵本

小3と年長の子の
寝る前の読み聞かせに読んでいます
サイズも寝転んで持ち上げるのに手が疲れない

大人が読んでこそ 面白い絵本でした

 

 現代語訳 

お勉強も視野に入れている
学生さんの初めてに ピッタリな一冊

筆者・田辺聖子さん
その確かな筆力を伴って
「古事記」の基礎を損なうこと無く

彼女の「古事記」への あふれる想いが
まるで 唄うように描かれています

こちらでは
文庫・単行本の2冊をご紹介します

どちらも出版年は古いものですが
不変的な名作です

 

田辺聖子の古事記

著 者:田辺聖子

出版社 : 集英社
発売日 : 1991年7月1日
文 庫 : 300ページ


田辺聖子の 古事記 (わたしの古典 1)

著 者:田辺聖子

出版社 : 集英社
発売日 : 1986年1月17日
単行本 : 322ページ

 

読者の声

田辺聖子さん
古事記をとても楽しませてくれます

女性の観点から、やさしく分かりやすく書かれていました
初めて読むには大変いいとおもいます

とっつきにくかった 古典、古事記を
田辺聖子さんの解説で読みやすく読破できました

読みやすい古事記を探していたので
手に入って良かったです

古事記の物語を好きだという
田辺さんの気持ちが話の端々にあらわれていて、
愛情あふれる古事記と言える本になっています

このかたが紹介して下さった古典のあらすじを読んで
原典を読むようになった
本当に感謝です

まず この本を読むと
日本語は美しいということに驚きます
日本語のプロフェッショナルが訳すと違う
と思わせられます

神の名前の漢字の難しさには 閉口
そういった類に 今は興味がないので
ストーリーよりも
聖子さんの 注釈部分だけを愉しく読みました

 

 絵画+解説

この一冊の
美しい絵の世界観は 独特で
『 絵本というよりも画集 』のよう

一方で
緻密に 調べ上げられた
その画力に引けを取らぬ
解説の確かさ
にも 驚かされます

好みはあるかもしれませんが
一見の価値はあります

 

絵画と歴史で解き明かす決定版『古事記』の世界

 

絵画:梅田 紀代志
著者:武光 誠

出版社 : 小学館 
発売日 : 2012年10月1日
単行本 : 143ページ

 

読者の声

キリスト教でも
聖書に関連して豊富な絵画が存在して、
それぞれが イメージを豊かにしてくれる
古事記もそうあるべきで、本書の絵はとても良い。
解説も詳しく 良い入門書

まるで 絵本のように 物語がわかるのは もちろん
解説も しっかり載っていて 完成度が高いです

小6の娘が 学校から借りてきた本
歴史の教科書を読んでいる感覚で
要点が読みやすい

あらすじは簡潔すぎて、物足りない感じだった
謎解き解説は、分かりやすく興味を惹かれました

必要な図や 写真も豊富
神話的絵画が イメージを掻き立て
興味深かったけれど
原文を読んでみなきゃなぁ 

神々の名前など
読み仮名がうってあるのが良い

なかなか読めないものね

ハリウッド映画にも負けない
大スペクタクルな内容になっています

日本の歴史は神話に始まり、今もなお続いている
日本っていいな、と思った

 神さま図鑑

古事記??

むかし絵本で読んだかな?…
なんとなく知ってるけれど…

そんな方々が
古事記を読む前に
読みながら補助的に
読後の視野を広げるために手にとると

『 えぇーっ。 そうだったの?! 』

と、合点がいって
頭のなかを
スッキリと整理してくれるのに
ひと役かってくれます

 

日本の神様 解剖図鑑

著 者:平藤喜久子(ひらふじ きくこ)

出版社 : 株式会社エクスナレッジ
発売日 : 2017年12月14日
単行本 : 163ページ

 

読者の声

これ一冊あれば
日本の神様のことがだいたいわかります

とにかく情報量が多い
取り上げている神様が多彩

日本の神様を分類して
2ページづつ 見開きの図鑑形式
文章は短く、イラストは多めで読みやすい

由来や、歴史的背景、ギリシア神話をはじめ
アジアや世界各地の神話との類似性や、
妖怪も混ざっている
進行の対象が様々で面白い

全体的に堅すぎない
一般向けに軽すぎることもなく丁度よい

祀られる寺社仏閣も載っているのも
パワースポットに行くや
神社の参拝のときに
予習も出来て 勉強になりました

買って不満はない内容だと思う
残念なのは、文字の色
若者には理解できないところだが
内容の多くは とても小さい文字で
赤い文字が
夜間、照明を暗めにしていると とても読みずらい
内容が良いだけに とても残念だ

学生時代に この本があったら

勉強が楽だったな~ と思います

 

 編集後記

 

注意しないと
一生涯 毛嫌いすることになる [古典]

「古事記」には
有難いことに これまで

多くの研究者のご努力で
たくさんの本が 編まれ

いま 私たちは
それを 手に取ることができます

多すぎるくらいです (苦笑)

もちろん

なにを選んでも
あなたらしい選択が一番です

けれど私は
あまり安易なものはお薦めしません
気軽で  簡単で
オモシロおかしく書いているものは

売れているけれど。。

はじめての一冊として
手にするのは
もったいない気がします

古事記は
読み進めるほど 謎を呼ぶ
不思議な書

一度 はまると抜け出せなくなる
それが 最大の魅力です

その楽しさを味わうために
この記事が
あなたに すこしでも
お役に立てると嬉しいです

宜しければ
こちらもどうぞ

⇒⇒⇒[画像つき] 古事記って、なぁに? 初心者編

 

最後まで ご覧いただき
ありがとう存じます

では この辺りで

ご機嫌よう

 

 


ことのは (@cocoro_kotonoha) / Twitter

 

 

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ご挨拶

 

ご 挨 拶

千年の先

15代あとの子らに

あなたは
何を伝えたいですか

日の本のくにの

言の葉の ぬくもり
きよらかな 所作

いまを  惜しみ
慈しみ
人を敬い

薫るように

歳を ゑるほどに
人を深めて

もし

叶うのなら

和事に
華を咲かせながら

生きてみたい。。

ここへ
いらして下さる方々に

ほっと一息つける場所に
なれますように

つたないブログですが

つまずきながら
学びながら

感ずるままに  綴っております

どうぞ
ごひいきに。。

 

ゆみこ

 

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