言 の 葉

『痛み入ります。』敬語よりも使える丁寧な言葉④

投稿日:2018-08-22 更新日:

みなさま ご機嫌よう。

ゆみこです

今日もいらしてくださり
ありがとう存じます。

 

あなたは

胸がいっぱいで
言葉が みつからないような
深い感謝の想いを感じたとき

どんな言葉を遣われますか?

 

語彙力をあげたい あなたへ。

毎日の生活の中に、
たった一言だけ
新しいフレーズを加えてみましょ。

ちいさな胸ポケットに
宝物を増やしていくように・・

 

本日の言の葉は、こちら

「痛み入ります。」

 

以前に、
「恐れ入ります。」は万能
という お話しをしました。

けれど
この「痛み入ります」は、
それよりも
深い感謝の意が こもっています。

なので 普段
何気なく使える言の葉ではなく

自分がへりくだり相手を立てる
謙譲表現です。

使い方は

「ご丁寧に、痛み入ります。」
「お心遣い、痛み入ります。」

自分のために時間をさいて何か
して下さった時や、
心苦しいほど親身になって
お気遣いいただいた時などに

そのサポートに対して
心底 お礼を申し上げたくて
使うものですね

ただ、
気を付けねばならないのは、

×「ご忠告、痛み入ります。」
×「貴重なご意見、痛み入ります。」

これは
心を込めて使ったとしても
残念ながら
皮肉にとられかねません。

とくに 目上の方には、
失礼にあたってしまいますので
お気を付け下さいね。

そして
もしも自分が「痛み入ります」と
言われたときの

お返事は、

「とんでもない」
「とんでもないことです」
です。

×「とんでもございません。」
×「とんでもありません。」

は、間違いです。

「~でございます。」とは
元来、
主人に対して
下の者が使う言の葉なのです。

ですから
たとえば、よく使われる
「ありがとうございます。」も
本来は
「ありがとう存じます。」
であるべきなのですが
そこまで厳密に考えるのも
なにか 違う・・ 気もします。

大切なのは
受けとめる相手の心に添うこと

とはいえ、

「痛み入ります。」が

一番、遣われるになる場面は
どんな時かご存知でしょうか。

あまり
想像したくないのですが、
避けては通れないお悔やみ事のときです。

身内の不幸があって

「お悔やみ申し上げます。」
「ご愁傷さまです。」

と、ご挨拶をいただいた時の
その返答に

「ご丁寧に、痛み入ります。」

と申し上げると
気持ちに しっくりくるのは

やはり

この「痛み入ります」という言葉が

恐れ多い気持ち、
改まった感謝、
深く感じ入る心

を、
表現しているのだからでしょう。

 

「痛み入ります。」の使い方は・・

 

胸がいっぱいで
言葉が みつからないような
深い感謝の想いを感じたときに
自然と 口から こぼれてしまった・・

というのが正解です。

 

本日も、最後までお読みいただき
ありがとう存じます。

またお目にかかれます様に

 

ご機嫌よう。

 

 

-言 の 葉

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

「おはよう」の数は「しあわせ」の数。明日を作る言葉の由来

  みなさま ご機嫌よう そして おはようございます ゆみこです   夕べは ゆっくりと お休みになりましたか 今朝、あなたが真っ先に 「おはよう」とお声をかけたお相手は どなたで …

【梅】きもの模様の意味を知りたい。

  みなさま ご機嫌よう。 本日は 和装に見る【梅】の柄の意味 たくさんの雑学と一緒に きっと 梅模様が、愛おしくなる そんなお話しです。   目次1  意味と花言葉2  松竹梅3 …

【軍配】「宝尽くし」の意味⑨着物の文様

みなさま ご機嫌よう。 宝尽くしに描かれる文様の中でも、 ひときわ勇ましいのが、 こちらの【軍配】文様です。 主に、男児の着物の絵柄として 目にしますが、そこには どういった意味が込められているのでし …

『恙無く(つつがなく)』語源と9つの類語。妖怪・恙は東北地方の川沿いに?

  みなさま ご機嫌よう。 本日も、 つつがなくお過ごしでしょうか。   ご存知の唱歌「ふるさと」にある 「恙なしや友がき」も、 そして「源氏物語」にある 「我が身に つつがある心 …

謎解き「ハレ・ケ・ケガレ」意味と由来。時代を読む言の葉

みなさま ご機嫌よう お見えくださり ありがとう存じます ゆみこです さて 時代を遡(さかのぼ)ることは 今を知ること 言の葉から、人の生き方さえ 見えることはあるもの 本日の言の葉は 「ハレ」と「ケ …

ご挨拶

 

ご 挨 拶

 

千年の先

15代あとの子らに

あなたは
何を伝えたいですか

日の本のくにの

言の葉の ぬくもり
きよらかな 所作

いまを  惜しみ
慈しみ
人を敬い

薫るように

歳を ゑるほどに
人を深めて

もし

叶うのなら

和事に
華を咲かせながら

生きてみたい。。

 

ここへ
いらして下さる方々に

ほっと一息つける場所に
なれますように

つたないブログですが

 

つまずきながら
学びながら

感ずるままに  綴っております

どうぞ
ごひいきに。。

 

ゆみこ

 

 

略 歴

 

 

千羽屋呉服店・長女

永田町のとある神社へ
本職の巫女として奉職

舞台着付
根津昌平氏師事(松竹衣裳)

和裁学苑
村林益子氏師事

和装ポージング&ウォーキング
田中レーヌ氏(パリコレモデル)師事

和文化講座
中嶋よしゑ氏(京都・芸妓)様

メンタルケア・スペシャリスト認定

きもの文化検定3級

小笠原流礼法・師範