みなさま ご機嫌よう
ゆみこです
如何 お過ごしですか?
本日は
「伸びる子には
指導者の名言よりも大切な言葉がある」
という お話しです。
実は 私の日常には
たくさんの
若きアスリートたちの声が
自然と聞かれる環境があります
その中で
【伸びる子に
必ずといって良いほどみられる】
ことがあります。
それは、
どんな苦しいときにも
親子で
『 ありがとう 』を言えること
えっ、たったそれだけ?
そんなこと?
と 思われますか
でもこれは
実際、私の身近で起きていること。。
若きアスリート指導者
若きアスリートたちは
選手として切磋琢磨するかたわらで
その多くが
子供たちの指導にもあたっています
自分の大好きなスポーツを
未来をになう子供たちに伝えたい
その思いに誇りをもち
きっと 後進の指導も楽しんでいる
と、信じていたのだけれど・・
意外にも
ある日、こんな話を聞きました
朝、そこは日々の練習場。
その日は大雨で
午後に予定されている
子供たちとのスクールは中止
との連絡が入り
それを知った
スクールにたずさわる選手らが
おもわず
トレーニング中のコートで
抱きあって喜んだ
・・というお話し。
なぜ??
理由を訊くと
実は 教えることの楽しさよりも
親の苦情を聞く つらさ。
子供をまとめるのも 大変だけど
その しんどさの方が
ずっと苦しい・・ と。
受け手の器
当たりまえのこと
・・ですが
何かを教えてもったら
まず
何はなくとも
ありがとうございます
お蔭で 気づけました
また 教えてください
と、言うこと。
文句は、そのあとでも良いのです
まずは
目の前で アスリートに教えてもらえる
とてつもなく恵まれている事実
それを どんなときにでも
心から感謝しなくては、絶対に 損です!
もし あなたが
100の力をもつ指導力を
フルに受取りたいのなら
ありがとうございます
お蔭で 気づけました
また 教えてください
を口にすることを
親子で
実行してみてください
きっと何かが
変わり始めますよ
アスリートの現実
彼らは
自分の夢を追いかけること
好きな仕事で人を幸せにすること
を 自ら選択しました
その中には
とても優秀な学歴をもち
難しい資格をもつ者も
少なくありません
プレーヤーとしての才能もある
努力もしている
名のあるチームにも所属している
けれど
もし チームに
もっと 大きなスポンサー企業が
ついてくれたなら
もしも
どこかの強豪チームのように
自分たちも
トレーニングだけに専念できたなら
もっと楽に
生活できるかもしれない
それでも
彼ら自身が選んだ人生です
この コロナ禍で
いきなり住む所をなくした選手
仕事をさがす選手
など 珍しくない現状だとしても
いつも彼らが
驚くほど明るいのは
生活の糧を得るために
という以上に
未来の子供たちのために
自分には 何が出来るんだろう と
考えるから。
親は、思ったことを すぐに口にしないこと
実際、
子供たちに指導にあたる選手たちの
悩みの種は
子供より 親のこんな言葉
「うちの子は○○だから、こうして」
「あの子は○○なのに、何でうちの子は」
これは 誰の為にもならないから
絶対に 言ってはいけないこと
子供たちは、お母さんが大好きだから
素直に良いこととして真似します
親が
指導者を見下したら
その子の成長はそこまで
と、覚えておきましょうね
もちろん
諸々の準備や、送迎
それに加え
人付き合いも いろいろ大変ですよね
私も 男の子を二人育てていて
その難しさはわかります
けれどそれは みな同じ。
お互い様です
想像してみてください。
忙しい選手たちが
準備に困り果てたときに
「誰か 助けてくれない?」と
LINEで 仲間に呼びかける姿を
いいよ
一緒にやろう
手伝うよ
お互いに なんとかやり繰りをして
いつも
無事にやりとげてくれます
ときに
仲間に「ありがとう」と言いいながら
その日に自分が手にするはずだった
お金を全部
その場でみんなに分ける人も
そんな姿には
感動します
1+1=100
どの選手たちも
知っているのでしょう
試合では
1+1=2 ではなく
1+1=100
それを 生み出すには
どうしても
「ありがとう」が必要で
それが 不可欠なことを。
よく見ていると・・
フィールドに立つ前に 一礼する人
場の空気を上手く高める人
道具一つ一つを大切にする人
それぞれに
自分を
サポートしてくれる人達がいて
応援してくれる方々がいて
はじめて
自分が今、ここにいる
今日も ここへ来られたこと
ここで戦えること
これは 普通のことではないと
わかってる
だから 勝って恩に報いたい
気持ちに応えたい
と。
その決意が
1+1=2 ではなくて
1+1=100 を、生むのだと。
それが
トップのカテゴリーに属する
アスリートのメンタル
彼らの姿を見ていると
素直に そう感じるのです。
指導者の実力より大切なのは
~ 受け手側の器の大きさ ~
もしも、あなたが
この指導者から 本気で学びたい!
100%の実力で 引っ張って欲しい!
と、
心から そう望むのであれば
どんなに上手くいかない時にも
どんなに苦しいときでも笑顔で感謝して
ありがとうございます
お蔭で 気づけました
また 教えてください
と、
親子で
口にしてみてください
そんな風に言われたら
指導者は みな喜んで
100%の力を出すものですよ。
編集後記
最後までお読みいただき
ありがとう存じます
私自身は・・
ときに
練習や試合後に 脱ぎ忘れた私服を
真夜中に洗濯したり
アイロンがけをしたり
ほころびを繕ったりしてあげるだけ
スタッフさんに
そっと渡しているので
彼らには 気付かれないくらいの
小さなサポートですが
そんなことを
ここ数年、続けています
中には
日の丸を背負って戦う人もいますから
彼らが
決して
不平不満を、過去にも未来にも吐かない
人の悪口は、絶対に言わない
人に 上下をつくらず
人との つながりを大切にする
ということや
その人間力があってこそ
たどり着ける場所がある
ということを
間近で見ているもので
それが
誰かのヒントにならないかな?
そして
選手たちの力になりたい
と願いつつ
感じるままに 綴ってみました
ここまで お読みくださった
あなたへも
きっと 素敵なことが
たくさん起りますように
また私は 週末に
彼らの試合を 見守ります
心より 感謝しつつ
ご機嫌よう