言 の 葉

「お福分け・お裾分け」敬語よりも使える丁寧な言葉⑤お福分鶴の動画

投稿日:2019-06-03 更新日:

 

みなさま ご機嫌よう。

最近、
気になっている事があるのです。

それは
【お福分け】と【お裾分け】の
使い分け・・?

【お分け】は素敵な言い回しで
私も、好きな言の葉です。

けれど、いつの頃からか
同じ意味で使う【お分け】の方は
目上の方に使うのは失礼な言葉
と仰るかたが、とても増えています。

確かに、
この言葉の由来を素直に受けとめると、
そうなるのですが

あなたは、どう思われますか?

 

 お福分け(おふくわけ) 

その昔、

江戸の町にも 甲斐甲斐しく働く女たちが
たくさん居りました。

粋で 鯔背(いなせ)な殿方を、
陰に 日向に 支えたと言います。

歴史の浅い江戸の町は、他者を受け入れる社会。

誰もが 一人では生きてゆけなくて

人は皆
互角で 向き合い
互角で 言い合い
互角で 付き合う

そう。
『袖振り合うも多生の縁』

だから、
幸せは分け合うもの

人様にいただいた素敵なものは
他にも分けて共に喜ぶもの
決して 独り占めにしないもの。

例えば、こんな風に使います

「 いただき物をしましたので、お持ちしました。
召し上がって頂けますか 」
嬉しい! 良いのですか?

お福分けですもの、どうぞ 」

主に、
美味しいものを、ぜひ召し上がってね。
っと、差し上げるときの言葉なのですが

その時に「つまらないものですが・・」と
謙遜せずに使うのが

器用好しの女ことば
江戸しぐさの一つに数えられました。

 

 お裾分け(おすそわけ)

では【お裾分け】には、
どのような由縁があるのでしょう。

「裾」という文字は、着物の裾を指し
それが着物の一番下の部分という
面に近いところに在ることから

裾 = 端の方
「端の部分」転じて⇒つまらないもの

そのまま素直に受けとめると
【お裾分け】は
誰かから頂いたものの端を分ける
という意味になり

この言葉は
目上の方や あまり親しくない方に使うのは
失礼にあたります・・ とか

調べるほどに
たくさんの方が そう仰っているけれど

本当にそうなのでしょうか。

 

 お福分け鶴の「折り方動画」

こんな可愛らしい動画をみつけました。

大切な誰かのために
お役に立ていただければ幸いです。


引用元:craft fam くらふと ふぁむ

 

 隅っこや 端っこにいる【福の神】

いつも

お裾分けどうぞ』と言われて
にっこり微笑み
お福分けを ありがとう

言える人でいたいですね。

 

日本一の山
富士のは、広がり
霊験をもって大地を潤し

その来光と共に
隅々にも 功徳をもたらすもの

隅っこや、端っこ
つまらないものとする御世よりも

歩道の端を楚々と歩くご婦人の姿に
奥ゆかしさを愛でる人でいたい。

 

確かに、裾は着物の下の方。
けれど
和服女性の裾さばきは、淑(しと)やかで

小さな衣擦れ(きぬずれ)の音は、
五感を研ぎ澄まして味わう 和服の妙味。

ちらり、
めくれて見える着物の裾は
八掛(はっかけ)とも言い

昔からそこは

自分好みの色を挿し
ぼかし、花を添え
それを着る人の 粋を添える場所

 

諺にも
余り茶に福あり
残り物に福来たる

言葉は、時代
歌は、言葉

歌は世に連れ 世は歌に連れ・・と
移ろいゆけど

お裾分けを、どうぞ』『お福分けを、ありがとう

そういう時代の花を、咲かせましょ。

誰かではなくて
あなたの その手で。

 

本日も 最後までお付き合いくださり
痛み入ります。

また、お目にかかれますように

 

ご機嫌よう

 

-言 の 葉

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ここが
ほっと一息つける場所に
なれますように。。

ゆみこ

 

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略 歴

千羽屋呉服店・長女

永田町・山王日枝神社奉職

舞台着付
根津昌平氏師事(松竹芸能)

和裁学苑
村林益子氏師事

和装ポージング&ウォーキング
田中レーヌ氏(パリコレモデル)師事

和文化講座
中嶋よしゑ氏(京都・芸妓)様

メンタルケア・スペシャリスト認定

きもの文化検定3級

小笠原流礼法・師範

 

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