※注
こちらは
未完成の記事です。
仕上がり前の
試行錯誤中ですので
今後
どのように展開していくのか
それも
お楽しみいただける方は
どうぞ。
みなさま ご機嫌よう
お見えくださり ありがとう存じます
ゆみこです
たとえば…
「ここから ここまでを頑張って
復習して来てください」
と言う方がいます
一方で
「ここから ここまでを
おさらい しましょうね」
と言う方もいます
どちらも同じ意味なのですが
あなたは
どちらがお好きですか?
日本には
言い換えると
思いもかけぬ良い言葉が
あるものですね
その一つが
【 おさらい / 御復習い・御浚い 】
近ごろは
とんと聞くことも
少なくなって参りました
けれど
赴きのある よい言の葉
なので本日は
こちらを
深掘りしてまいります
どうぞ
ご覧くださいませ
【 おさらい / 御復習い・御浚い 】の
意 味
「おさらい」とは
どんな意味をいうのでしょう
復習う(さらう)=復習する
お浚いする(おさらいする)
= 反復する
ことから
- 教わったことを
繰り返し確かめ 練習し
覚えること - 芸事の師匠が弟子を集めて
日ごろ教えたことを演じさせること - 温習(おんしゅう)
=繰り返して習うこと
「おさらい」という
言葉の響きに
なにか
風情を感じませんか
❀
類語(類義語)・言い換え
「おさらい」は
こんな言い換えもできます
- 復習する
- 反復する
- 再認識する
もしも子供たちに
「おさらい、って何?」
と訊かれたら
こんな風に応えたら
いいのですね
❀
語源・由来
「御浚い(おさらい)」という
漢字の語源は
「お」は、名詞化を強める働きがあります
「さらい」は、動詞「さらう」の連用形
を意味し、
その由来は
川底の水の巡りが 良くなることから
転じて
教えられたことを繰り返し 深く学び習うこと
といわれます
子供の頃に
一心に夢中になった
泥遊びを想い出し
感じるところが
あるような。。
❀
翻 訳
もしも「おさらい」を
英語や フランス語にすると
どうでしょう?
どちらの発音も
『 レビュー 』
スペルは
- review(英語)
- revue(フランス語)
になり
- 評論 / 批評
- 再調査 / 再評価
という
意味も含まれています
いま一般に
「レビュー」と言うときは
意味合いが
すこし変わってくるのですね
❀
名著・例文
では
「おさらい」という言葉は
名著の中では
どんな風に
使われているのでしょう
画像出典元:
フリー百科事典 wikipedia より
「谷崎潤一郎」
以前のように夜更けるまで対坐(たいざ)する機会もなく
時折兄弟子の格式をもっておさらいをしてやるぐらいなもの
その他の時は どこまでも気位の高いこいさんで…
‐ ①谷崎潤一郎
➡「春琴抄」より
※ 青空文庫からもお読みいただけます
画像出典元:
フリー百科事典 wikipedia より
「島崎藤村」
覚えようと思うような娘ではなかったが
主人の思惑を憚って
申訳ばかりに本のおさらいを始めた
➡「家(上巻)」より
※ 青空文庫からもお読みいただけます
美しい文学史の
一端を彩る言葉のひとつ
とも言えるのでしょうか
❀
おさらい「本」
「おさらい」に
思いを馳せていましたら
こんな本のシリーズを見つけて
しまいました ⇓
『 おとなの楽習 (全30巻) 』
大人のおさらいシリーズとして
単行本 / 電子書籍 で発売中です
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試し読みもできます
ご興味のおありの方は
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クリックできますので
どうぞ
づづく。。