言 の 葉

『恐れ入ります。』敬語よりも使える丁寧な言葉②

投稿日:2018-04-29 更新日:

みなさま ご機嫌よう。

これから敬語を身につけたい・と、
思っておられる貴方へ。

 

 初めの一歩は「恐れ入ります」から

 

もちろん 何ごとも
基本を押さえることは大切です。

そして世間には
多くの 敬語の教科書や
礼儀作法の指南書があります。

もしも あなたが
これから会社の面接のためになど
数ヶ月をかけて じっくりと学びたいと
お思いならば ぜひ
基本の
尊敬語・謙譲語・丁寧語を
整理されるのが良いでしょう。

けれど 何ごとも
まずは実践から。

とにかく
使ってみることが
習得の近道です。

そこで、お薦めしたい言の葉は
そう。
「 恐れ入ります。」 です。

では、何故 この言葉を
初めの一歩とするのでしょう?

それは この言葉が
とても 
色々なシーンで使えるからです。

例えば・・

今日、あなたは
大切な方のお宅に伺うことに
なったと致しましょう。

早々に、その方のお宅に到着し
玄関先でコートを預かって頂きました。
そこで ひと言。
「恐れ入ります。」

リビングで ご挨拶を終えると
紅茶とケーキを出して頂きました。
そこで ひと言。
「恐れ入ります。」

楽しい会話の中 思いがけず
先様から お誉めに預かりました。
そこで ひと言。
「恐れ入ります。」

おいとまの時、
美しいお花を頂きました。
しかし、
そのお花の名前が解りません。
そこで ひと言。
「恐れ入りますが…」

 

如何ですか?

色々な場面で
お使いになれる言葉だと
お分かりいただけたと存じます。

そして
大切なのは たくさんの場面で
使えることだけではなく

この言葉のニュアンスが
上品で
洗練された響きであること。

言の葉は、
そのまま その人を語る・・
ものです。

あなたの使う言葉は
直接、あなたを演出します。

 

 どのようなに見られたいですか?

 

言葉ひとつで
なりたい自分に近づくことが
可能です。

それは
憧れの人のしぐさを真似することに
似ていますね。

そんな風に感じたならば
敬語を覚えること
それは
とても楽しいことに思えてきませんか?

中には、
恵まれた環境にお育ちで

幼い頃から 自然と耳慣れていて
目上の方に対する敬語と
友人への 砕けた現代ことばとの
使い分け

サラリとこなされる、
そんな方も いらっしゃるでしょう。

けれど 多くの方は
成長の過程で
いろいろなタイミングで
敬語を学ぶものです。

きっと、一生懸命に学び
マニュアルを丸暗記しても

いざ使うときには 緊張したり
焦ったり 慌ててしまう。

ごく当然のこと。

間違えて、頬を染めたり
耳まで赤くなってしまったり。

かえって 愛くるしくて
私は、好きです。

どうぞ 目指す自分の姿に
物怖じせずに 近づきましょう。

言の葉は
自分を輝かせる アイテムの一つです。

 

 初めの一歩。

 

あなたを変えられるのは
あなたにしか出来ないもの

大丈夫。
今日も、胸を張って

『恐れ入ります』
その
ひと言から始めましょ。

行ってらっしゃいませ。

 

-言 の 葉

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