言 の 葉

『 良いお日和ですね 』敬語より使える言の葉【袖振り合うも多生の縁】

投稿日:2019-12-14 更新日:

みなさま ご機嫌よう

ゆみこです

今日もいらしてくださり
ありがとう存じます。

 

唐突ですが

あなたは
近しい方と ご挨拶をされるとき

話しのきっかけに
ふだん
お天気の話しなどなさいますか

たとえば
「 今日は 良いお天気ですね 」
と。

私などは
もう 話しかけて下さっただけで
嬉しくて
ありがいのですけれど

たとえば
こんな風に言い換えると
また 印象が変るものです

『今日は 良いお日和(ひより)ですね 』

如何でしょう

ほんのわずかな言い替えで
それを口にする人の印象さえも
美しく変えてしまうよう・・

それが

男性ならば
風格のある紳士にも感じられ

女性ならば
風情のある貴婦人にも感ぜられて

日本語は
ほんとうに不思議

そして
老若男女 どなたが使っても
心映えのするもの

あなたも ぜひ
明日から
お遣いになってみませんか?

 

あっ・。

その為に
今夜は、てるてる坊主を作りましょうか

いえいえ。

もしも明日が
雨ならば
こんな言い方もあります

『 あいにくの お日和ですね。
お足元が悪いですから、どうぞお気をつけて。
・・行ってらっしゃいませ 』

と。

私たちの周りには

ふと 目が合って
会釈がてら、ひと言 添える言葉をさがす

そんなことも良くあるもので

互いの近況を知るほどのこともない
間柄ならば
しぜん、 言葉にも詰まるもの

けれど そんな折にこそ

 

ほら

お日様が
顔を見せてくれているのなら

『 今日は 良いお日和になりましたね
どうぞ お気をつけて
行ってらっしゃいませ ・・』

と、
さり気なく お声がけする
大人の心の余裕が欲しいもの

 

かつて
この国の先輩方は

誰にでも分け隔てなく
気遣うの言葉を

【ことば情け】と呼んだのだそう。

たとえば
「こんにちは。お元気ですか?

「おつかれさまです。お気をつけて

――――この部分は
言わなくても事足りるけれど
その一言かける優しさが情けになる・・

 

仏教の教えにもありますものね

【袖振り合うも多生の縁】と。

道で人と袖を触れあうような
どんな小さな事や ささやかなご縁でも

人との縁はすべて
深い宿縁によるもの

だから、どんな出会いも大切に

という教えです。

 

わたくしも今日
ちゃんと【ことば情け】を遣えていたかしら。。

そんな反省もしながら綴ってみました

 

では本日も
お付き合いいただき

ありがとう存じます。

この
ご縁にも感謝しつつ・・

 

ご機嫌よう

 

 

-言 の 葉

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ご挨拶

 

ご 挨 拶

千年の先

15代あとの子らに

あなたは
何を伝えたいですか

日の本のくにの

言の葉の ぬくもり
きよらかな 所作

いまを  惜しみ
慈しみ
人を敬い

薫るように

歳を ゑるほどに
人を深めて

もし

叶うのなら

和事に
華を咲かせながら

生きてみたい。。

ここへ
いらして下さる方々に

ほっと一息つける場所に
なれますように

つたないブログですが

つまずきながら
学びながら

感ずるままに  綴っております

どうぞ
ごひいきに。。

 

ゆみこ

 

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