【動画】門出を祝う心=水引
引用元:Iida Puppetry Center / いいだ人形劇センター
みなさま ご機嫌よう
いつも ありがとう存じます
ゆみこです
本日は
『ご祝儀袋と金額について』
のお話しをします
皆さまに伝わりやすいよう
用途別・金額別の
商品画像なども掲載いたします
宜しければ
どうぞ お役立て下さいませ
一度きりのお祝いに使う「祝儀袋」は
⇒ 結び切り
結婚式・七五三・十三参り・成人式
快気祝・還暦・喜寿・米寿...
ここで大切なのは
すべて
《結び切り》
《あわじ (淡路) 結び 》
の水引を使うということです
これらの結び方は
簡単にはほどけません
そのため
「一度きりの御祝い」という意味のあります
ゆえに
何度お祝いしても良い
入学・出産・新築・昇進祝 には
使いません
そのような時は
《もろわな結び》という
簡単にほどけて
何度でも結び直せるものを用いますので
うっかり間違えて
後々、恨まれたりしませんように。
5千円以下
こちらが紅白の《結び切り》
少額なので
印刷したものを用意します
心づけとして
ポチ袋や、半紙に包む方もおられます
1万円
1万円という金額を考慮すると
印刷ではなく
紅白の水引を使うものが妥当です
こちらの結び方は
《あわじ (淡路) 結び 》といい
一度結ぶと解けにくいので
「結び切り」と同じ意味となり
結婚祝に使うと
「強く結ばれる」絆を、意味します
3~5万円
この金額には
すこし装飾を加えたいもの
基本色は 紅・白・金・銀 ですが
華やかな色柄のものでも構いません
紙質は
厚みのある和紙を。
7万円以上
紙質には厚みのある
檀紙(だんし)のものを選ぶのが正式です
※ 檀紙とは
白くて厚みがあり
縮緬のようなシボのある紙です
大きさも ひと回り大きいもので
水引は
金銀を中心に 豪華にあしらい
金額に見合う
豪華さを加味しましょう
三桁
桐箱入りなどを
ご検討されると良いでしょう
何度でも繰り返し祝うときの「祝儀袋」は
⇒ もろわな(双輪・諸輪)結び
《もろわな(双輪・諸輪)結び》とは
水引が
すぐに解(ほど)ける結び方
= 蝶結び・リボン結び・花むすび
に似た形で
入学・出産・新築・昇進 など
いくど起きても嬉しい事柄に
に用いられます
一度きりのお祝い事とは、区別して
使いましょう
5千円以下
金額が少ないようであれば
印刷のもので構いません
1万円~
1万円を超えたら
シンプルでも
水引が付いたものを。
3~7万円以上
この金額を
お入れになるのであれば
紙質には
縮緬のようなシボのある
檀紙(だんし)を ご用意ください
以下
・お祝い事の内容
・金額
・お相手との関係性
を考慮の上
・デザイン
・紙質
・水引の本数 など
先さまの心に添うものを
お選びになれば間違いありません
その方の成長と、一層のご繁栄へ
あなたの想いが伝わりますように。
弔事・法事(不祝儀袋)
哀しみごとは
一度きりで済ませたい事から
やはり
《結び切り》か《あわじ結び》
を使います
使えるお色は
白黒・白黄・双白(白白)・双銀 です
不祝儀袋は
前もって用意するものではありませんが
突然の出来事に慌てて
意にそぐわぬ事のないよう
最低限の準備をしておくと
慌てずに済むものです
そこで こちらでは
定番といえるものをご紹介しましょう
補 足
祝儀袋は
受付で、そのまま
取り出すものではありません
正しくは
受付前で袱紗(ふくさ)から取り出し
差し上げるものです
そして、袱紗は
慶弔の両方に使える紫色を
一枚持っておくと 長く重宝します
おわりに。
如何でしたか?
参考になりましたでしょうか
正直、人それぞれのお立場によっても
必要なものは
大きく違ってくるものですし
何が正式・何が正しい・・と言ったら
きりがないのです
諸先輩の教えを受けながら
周囲の方と折り合いをつけて
何よりも
先様に、ご迷惑にならないように
それだけは気を付ければ
想いは伝わるのではないでしょうか
ご心配のある方へ
お役に立てればと思います
では、本日は
この辺りでお暇いたします
ご機嫌よう