日本の四季

大人だから食べたい本物の味『晒(さら)し飴』=七五三の『千歳飴』

投稿日:2018-10-23 更新日:


京都の飴屋 岩井製菓の七五三用千歳飴の製造風景

 

みなさま ご機嫌よう。

時節柄
七五三のお話しが聴かれます。

千歳の祈りを込めて
三歳(みとせ)の無事を喜び
五歳(いつとせ)七歳(ななとせ)までも
よく命が長らえてくれたものよ、と
感謝を極める親心。

実は、本物の千歳飴の味は失われつつあると伺って。

本日は、こちら・・

 

 千歳飴のお話し。

 

粘り強く長く生きよと願いを込め
【千歳飴】は

元来は、餅米のデンプンに麦芽を加え
練って作った水飴を煮詰めて、こねて、伸ばして固めた
【晒(さら)し飴】です。

別名
せんざい飴・千年飴・寿命飴
とも申します。

縦長の化粧袋に描かれる
松竹の絵柄は、冬でも青々として
の絵柄には、冬でも花咲かせよと
願を賭け
歳の数だけの飴を入れたもの。

 

その起源は、3説

[其の壱]
元和1年(1615)
大阪の平野甚右衛門が江戸へ出て、浅草浅草寺の境内で売ったとか。

[其の弐]
江戸元禄・宝永
浅草の飴屋・七兵衛が、紅白に染めた棒状の細工飴を
「千年飴」「寿命糖」と名付けて売ったとか。

[其の参]
神田明神
の、
天野屋で売り出されたのが先だとか。

ともあれ、流行り病によって
子どもは急逝することが多かった、その時代は

『七つまでは神のうち』

七歳までの命は神の手の内にあり。

天和元年(1681)
徳川五代将軍綱吉が、まだ幼少の徳松だった頃も
11月15日に健勝を祈念したと。

今は昔の千歳飴。
その味たるや、イチゴ・チョコ・ミルキー・抹茶に(微笑)
虫歯になるから食べさせないとの母心。
時に、シチューと煮込んでコクを出し
溶かして大学芋の蜜にするという。

そんなこんなの千歳飴
昔ながらの晒(さら)し飴

 

一体、本物の味は何処へ?

しかし一部の方々の間では、入手困難なほどに人気だそうです。

この時節にしか手に入らない昔ながらの晒し飴?

あまりに求める大人の皆様からのささやきが
洩れ伝わってきたもので、
探してみましたが、本物は売り切れ多し。。

 

大人になっても
季節を愛で 年中行事を寿(ことほ)ぐ心
どこかで、忘れずにいたいものですね。

七五三のお子様が傍に居られなくとも
縁起物ですね

職人さまの心のこもった
『千歳飴』

よろしければ、お一つお手に。

千歳飴 2本入(赤・白) のし袋・手提げ袋付(昔ながらの一般タイプ)
by カエレバ

 

本日も、
お読みいただき有難う存じます。

またお目にかかれます様に

 

ご機嫌よう。

 

-日本の四季

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ご挨拶

 

ご 挨 拶

 

千年の先

15代あとの子らに

あなたは
何を伝えたいですか

日の本のくにの

言の葉の ぬくもり
きよらかな 所作

いまを  惜しみ
慈しみ
人を敬い

薫るように

歳を ゑるほどに
人を深めて

もし

叶うのなら

和事に
華を咲かせながら

生きてみたい。。

 

ここへ
いらして下さる方々に

ほっと一息つける場所に
なれますように

つたないブログですが

 

つまずきながら
学びながら

感ずるままに  綴っております

どうぞ
ごひいきに。。

 

ゆみこ

 

 

略 歴

 

 

千羽屋呉服店・長女

永田町のとある神社へ
本職の巫女として奉職

舞台着付
根津昌平氏師事(松竹衣裳)

和裁学苑
村林益子氏師事

和装ポージング&ウォーキング
田中レーヌ氏(パリコレモデル)師事

和文化講座
中嶋よしゑ氏(京都・芸妓)様

メンタルケア・スペシャリスト認定

きもの文化検定3級

小笠原流礼法・師範