しぐさ

和風美人の立ち居振る舞い「跪座・正座」

投稿日:2018-06-11 更新日:

みなさま ご機嫌よう。
どうぞ ごゆるりと

大人になってから和室に集う機会があるならば
やはり、そこでは正座でしょうか。

歳を重ねるごと、
冠婚葬祭などで使う機会が増えるものですね。

 

そこで本日は、
洋装でも和装でも美しく見える振る舞い方。

 

「跪座・正座」の お話しです。

 

では早速、 実践いたしましょう

あっ。 その前に・

あんな風になれたらいいなぁ~
という憧れの方がいらっしゃったら
その方を 思い浮かべてみましょ。

憧れの方の存在は
あなたの所作を美しくする 特効薬

姿見を使う以上に
効果があるのが人の魅力・好きの力
どうぞ 大好きな方を
イメージしながら動いて見ましょう

 

では、ここは畳の間として

まず
背中をピンとして立ちます。

片足を半歩、引いてください
できたら
静かに すーーーっと
腰を下ろしてゆきます

そう 背中は丸めないままで
両膝も付けたまま。

腰が下りてきたら
引いた方の足の膝を 畳に付けます
次に もう片方の膝も 付けます
片足ずつ 上体を倒さずに

足は つま先を折り
足を立て畳に突き刺さった状態です

わかりますか?
正座に足先だけが立っている状態。

これが「跪座(きざ)」
ひざまず(跪)いて座る ・状態です。

 

両膝も離れずに 付いていますか
頭から背骨を通って足先まで
真っ直ぐ畳に垂直になっていますか

足裏は寝ていませんか
ちょっと触って確認しましょ。
ここが
美しくみえるポイントですから

慣れるまでは すこし辛いですが
これが出来ると ほんとうに
横から見ても 後ろから見ても
とっても 綺麗です

この跪座という姿勢。
弓道などでも 良く使われる形で

また
御用聞きの時、すぐに立つために
この形をとったり

正座で足が痺れた際に
痺れをとる為の形でもありますね

ごめんなさい!
辛い姿勢のままでした。

 

では、 ここから ゆっくりと
片足ずつ 足を寝かせます

片足ずつですよ
決して 両足同時に倒さないで

音を立てず、上体を倒さず
身体を揺らさずに
そっと。

 

はい。 お疲れさまでした。
これが
立ち姿勢から座るまで・です

ここから立つのは 逆回転。
それはまた 次回のお話し

ですが、 ポイントだけ
「片足ずつ。」です

 

和の仕草では 基本的に
手も足も 同時には動かしません
何かに触れるとき
何かを掴むとき
歩くとき 立つ 座る
3手が基本
そのひと手間が 所作の美

ただし
大河ドラマなどで観られる
武将の即立ちは、別ですが

正座の文化は
決して古いものではありません。

戦乱の世に
そんな座り方をしていたら
すぐに切られてしまいますもの。

正座ができたのは 乱世のあと
いわば
しあわせの象徴のような姿勢です

和のお稽古事には欠かせないものですが
どうぞ無理をなさらずに

跪座の姿勢をとるのが
とても お辛いという方は
ぜひ お風呂の中でなさって
少しずつ無理せずに。

きちんと出来れば
腰痛予防になるといわれますので
ゆっくりと ご自身のペースで

何事も 楽しんで参りましょ。
ねっ

では 今夜はどうぞ
おみ足を伸ばして
ごゆっくり おくつろぎ下さいませ。

 

ご機嫌よう

 

-しぐさ

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