装 い

きもの美人の夏「薄もの羽織」

投稿日:2018-06-15 更新日:

みなさま ご機嫌よう。
紫陽花の美しい季節になりました

 

この時期
下町などに参りますと
何とも涼しげな 淡い色味の
単衣(ひとえ)を 召された女性が

ふんわりと その肩に
海老茶や 江戸紫の
透き通るように美しい羽織ものを
まとって 歩いていらっしゃる・・

幼い日の私は
それを固唾をのんで 見つめながら
早く早く 大人になりたいっ と、
地団駄を 踏んだものです

そう。 本日は、そんな初夏の

 

「薄もの羽織」のお話し。

 

憧れの主は、 紗の羽織

その透け感が
身に添い しなやかになびき
触れてみたくなる

とりわけ
その黒や紫の 絽目から
奥に透けて見える
息をのむような 色香

その 一挙一動が
その うなじも 指先もが
まぶしくて

まるで 見てはいけないものを
見てしまったかのような
ふしぎな罪悪感に 駆られて
一瞬 目をそらす

そんな感覚を
嬉しくも 恥ずかしくも
同じ女性として 誇らしくもあり

和装好きの自分には
特別で別格な 装いなのです。

そんな 夏が
今年も すぐそこに。

是非とも 巡り逢いたい
そんな 魅惑的な女性に

貴女にも なって頂きたくて
今日は
こんな記事を したためてしまいました。

 

薄もの羽織は

正式には 更衣をを過ぎて
初夏から 残暑の始めまで、の
お召しものです

昨今では4月にも
夏日が あるものですから
お天道さまの ご機嫌を見ながら
行く場所を選んで 

薄ものならば
4月の末から9月半ば・といった所でしょうか

無論、
礼節をわきまえるべき 厳かな場や
茶席などの季節を重んじる所への
お出掛けは 控えるべきです

また いくら美しいとはいえ
着重ねれば それだけ暑いもの

ですから
ポリエステル素材などは
風を通さず とても辛いもの

やはり や  などが
宜しいかと存じます。

ただ ポリエステル素材
その特性を生かして

小雨の折に ちょっとそこまで
雨コート代わりに使う などは
涼しげで
汚れ落ちも簡単なので助かります

どうぞ ご一考くださいませ。

 

ひと頃は
羽織を敬遠される向きもありました
が、
昨今は 塵避けと 嗜みの意で
一年中 羽織をお召しになる事を

推奨される
そんな向きも でて参りました。

素材を守る意味での
塵避けは 良いとして
嗜みとは? と
少々 首を傾げる思いでおります。

 

帯付き姿(きものと帯だけの装い)
のかたを見て
お商売の方ね・とか
見せびらかす様子が無粋だわ・とか

本当に そうかしら。

どなたにも ご迷惑をおかけせずに
心地良く お召しの方を
そのような物言いで 傷付けてはなりません。

ご自身の信じる様に なされば良いだけの事です

十人十色の 美しさと
十人十色の 心の有りようを

豊かに受け止める
柔軟で成熟した方のほうが 好き

この夏は
あなたに 足を止められたいです

美しい季節の花のように
咲いてくださいませ。

 

本日も 最後まで読んで下さり
ありがとう存じます

 

ご機嫌よう。

 

-装 い

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ご挨拶

 

ご 挨 拶

 

千年の先

15代あとの子らに

あなたは
何を伝えたいですか

日の本のくにの

言の葉の ぬくもり
きよらかな 所作

いまを  惜しみ
慈しみ
人を敬い

薫るように

歳を ゑるほどに
人を深めて

もし

叶うのなら

和事に
華を咲かせながら

生きてみたい。。

 

ここへ
いらして下さる方々に

ほっと一息つける場所に
なれますように

つたないブログですが

 

つまずきながら
学びながら

感ずるままに  綴っております

どうぞ
ごひいきに。。

 

ゆみこ

 

 

略 歴

 

 

千羽屋呉服店・長女

永田町のとある神社へ
本職の巫女として奉職

舞台着付
根津昌平氏師事(松竹衣裳)

和裁学苑
村林益子氏師事

和装ポージング&ウォーキング
田中レーヌ氏(パリコレモデル)師事

和文化講座
中嶋よしゑ氏(京都・芸妓)様

メンタルケア・スペシャリスト認定

きもの文化検定3級

小笠原流礼法・師範