装 い

和装で魅せる「香り」・ 動画あり

投稿日:2018-05-13 更新日:

みまさま ご機嫌よう。
どうぞ ごゆるりと。

 

本日は、こちらのお話し。

和の香のまとい方

 

沈香・伽羅・白檀
桂皮・八角・丁子・山奈…

昨今では
香水瓶入りの
オードトワレなどもございます

それなど お使いとあらば
よくよく 絹地を痛めぬよう
お召し物から遠ざけて

ハンカチに一吹きしてから
袂に 忍ばせるのが 良いでしょう

もちろん 和心を
存分に お遊びいただくのなら
他にも 色々ございます。

まずは 練り香を
お持ちになるのは 如何?

衿元か 帯の間に挟んでみましょ。

とっても小さくて 愛らしいデザインのものが
たくさん作られております

それらを
香水と同じのように
手首や 足首 そして うなじへ
そっと つけるのも良し

ときに
襦袢の端につけ

また
足袋の こはぜの裏にのせて
裾から 香り立つを楽しむもよし

ただ 大切なお召し物に
シミを付けぬよう
きもの地には 直接つけないことを
お守りくださいね

 

そして もうひとつ

主張の少ない
ほのかな香りを お好みとあらば
文香を 使ってみましょう

帯の間や 袂に 忍ばせて
微かに くゆらせるのも
趣があるというもの

また
香りをアクセサリーとしても
楽しみたい という方は
匂い袋を根付けのように帯に挟んで
帯元を彩る手も ひとつ

むろん
王道は 衣香の香り
数日かけて
箪笥の中で 香りをしこみます

 

また他にも
香木扇子と呼ばれる物もございます

これは 扇子の骨に
香木があしらわれたお品です

もしも
香木の芳香が お気に召さぬ時は
お手持ちの竹扇子に
手作りすることも。

紙の部分に
お好きな香水を吹きかけ
和紙であれば
ひと晩 密封させれば出来上がり

夏の浴衣の時期ならば これを
うちはに応用しても 楽しいもの

 

そして もうひとつ

練り香を名刺の裏に 
ひと塗り いたしましょ。

名刺に添えて
香りも お手渡しするなんて
すこし粋な ご挨拶でしょう?

 

そう
香りは いつか消えゆくから
その儚さゆえに
その瞬間をともにする幸せを
大切に。

元来
香りのになう お役目は
ご自身を 災厄から遠ざけること
と、伝えられます

 

あなたが今日も
その美しい香りに 守られて
しあわせに 導かれますように

そして香りを
どなたかに贈るのであれば

それは お相手の
しあわせを祈る 心の証

洋の東西を問わずもがな・

では早速 香りをまとって
お出掛け致しましょ。

さぁ
どこに香りを 忍ばせますか?

 

どうぞ

お気を付けて 行ってらっしゃいませ。

 

-装 い

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