みなさま ご機嫌よう。
私は、これまで多くの和風美人さんと出会い
和装映えするメイクとは、何かしら? っと、
考え・感じて・実践してきました。
勿論、人それぞれ
お顔立ちを生かす方法は違います。
けれど和装映えするメイクは
確かにあるようです。
そこから見えてきた
基本3色。 黒・紅(朱)・白で
ラインを引くメイク。
和化粧に『ニュアンス・メイク』は、
かえって野暮なもの。
ラインを大切に凛と引き、
うなじ・瞳の際・唇
この3つのパーツを整えてみて下さい。
文字だけでは伝わりづらいので
まずは、こちらをどうぞ。
あなたのお気に入りの和装メイクが
みつかるかもしれません。
モデルさんのお顔がハッキリと御覧いただける
珍しい着物のファッションショー動画です。
メイクって、
あなたらしい優しさ
あなたらしい輝き
あなたを生かしたい【美】だと考えています。
では、本日は
『 これをすると違います。』
・・なお話しです。
[其の壱] 首筋には、黄いろ+白。
和装化粧といえば
まずは、うなじと襟足から。
ここへ、黄色のUV効果のある下地を使い
耳の後ろから下へ流すように色を広げます。
前は、デコルテまで
後ろは、衣紋を抜いたとき
開いた部分が日焼けしなうように塗り広げます。
その次に
白のベビーパウダーを叩きます。
耳の後ろ側から始まって襟足までと、
耳の前側から顎を通ってデコルテまで。
首にはファンデーションを塗りません。
首周りは、
黄色のベース+白のパウダーのみ。
脱いだあとで
ファンデーションの付いた半衿の
お洗濯に泣かされることが無くなります。
もしも、
あなたのお肌の透明感の出せるお色が、緑やピンク系
という方は、それをお使いになっても大丈夫。
大切なのは、透明感+白の組み合わせ。
[其の弐] タレ目さんの黒と、ツリ目さんの黒。
次は目。
アイラインは、パンダのようにグルリと書いてはいけません。
タレ目さんの場合は、
下の絵の、赤いラインの所に黒を引きます。
目頭も、目尻も、ともに斜め上に伸びる線を強調します。
ツリ目さんの場合は
次の下の絵の、赤いラインの所に黒を引きます。
目頭も、目尻も、ともに斜めに下がる線を強調します。
和装のアイメイクは、
さりげなく強調すべきところにポイントを絞って引くのみ。
その方が、色っぽいもの。
瞳を、全体に囲んでしまうと一気に、顔が幼くなって
色香を感じさせない雰囲気のない顔を作ってしまいます。
ここが、洋装とは違う点ですね。
[其の参] おちょぼ口の、紅。
お手本は、舞妓さんの唇。
愛される女性の唇の比率は
上唇 1 : 2 下唇 です。
色は、深紅。
深い色合いは、着物の色柄に負けませんから。
オススメは、こちら。元祖、和製ティント。
無添加・紅花100%で昔ながらの
貝紅でしょうか。
お手本に。「岩田専太郎」さん
本日は、お化粧を、3色のみで語るという
極端にも思えるお話しとなりました。
でも、
和化粧が上手くなりたい貴女なら
ぜひ一度、お試し下さい。
私のイメージをお伝えするのなら・・
挿絵の鬼才。
こちら、岩田専太郎さんに見る美女たちでしょうか。
今では、その御本もなかなか手に入らなくなりました。
女性を愛し、描き続けた専太郎さんのそれは
艶っぽくて、妖艶なものです。
最後までお読みいただき、ありがとう存じます。
本日は、この辺でおいとま致します
宜しければ、こちらもどうぞ
⇒⇒⇒きもの美人の小物合わせ「貝 紅」・・動画あり
ご機嫌よう。